1961年 兵庫県に生まれる。父の仕事の関係で、幼少期をインドのボンベイで過ごす。彼の作品世界に色濃くにじみ出る無常観と澄みきった透明感は、この幼少期の生活体験が大きいように思われる。1984年、早稲田大学在住中に「シロイシロイナツヤネン」でちばてつや賞大賞を受賞、プロデビュー。
以降、ヤングマガジン、ヤングサンデー、ビッグコミックスピリッツとヤング誌を中心に次々と作品を発表。1999年「神童」で手塚治虫文化賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門賞を受賞。現在も、絵画の世界をマンガで表現するという挑戦的なテーマで「絵師ムネチカ」をウェブアクション誌にて連載中。