1955年生まれ。宮城県出身。1979年、漫画エロジェニカ(海潮社)にて「玉川原球場の乱」でデビュー。同年、まんがくらぶ(竹書房)連載の「ネ暗トピア」で圧倒的な支持を得る。1983年、漫画サンデー(実業之日本社)連載の「あんたが悪いっ」で第12回漫画家協会賞優秀賞を受賞。翌年から2年間の休筆を経て、1986年より連載開始の「ぼのぼの」(竹書房)で、1988年に第12回講談社漫画賞青年一般部門を受賞。同作はテレビ・劇場アニメ化され、漫画は2024年現在も連載が続いている。
1998年、「忍ペンまん丸」(スクウェア・エニックス)で第43回小学館漫画賞を受賞。2010年から連載を始めた「I【アイ】」(小学館)では、手塚治虫文化賞に3年連続でノミネートされる。2015年、山上たつひこ原作「羊の木」(講談社)で文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞。2016年、自身も被災した東日本大震災をテーマとする「誰でもないところからの眺め」(太田出版)で第45回日本漫画家協会賞優秀賞受賞。作品が映画化されることも多く、現在も精力的に執筆を続けている。